学生ローンの借金が銀行などにも反映されるか

学生ローンで借金した事実が、銀行などにも影響が出るのか?という問題がある。
銀行のカードローンは一般の消費者金融に比べて、金利も低く利便性が高い。
そのことから、多くの消費者は銀行系のカードローンを好む傾向にあるが、これは「銀行」というブランドのイメージも相当な影響力を齎しているのだろう。
そこで気になるのが、学生ローンで借りた借金の情報は銀行にも知られてしまうのか?という心配があると思う。なぜなら、学生が銀行から借り入れることは難しい為、とりあえずは学生ローンで都合をつけて、社会人になったら銀行系のカードローンに乗り換えようという学生が多いからだ。
しかし、学生ローンでの借金が原因で借りられないとなると、少々問題である。
これらの問題は、「信用情報」という複雑な問題が絡んでくるので、少し丁寧に説明したいと思う。これまで「信用情報」は「信用情報機関」が貸金業者向けにサービスを展開してきたが、貸金業法改正により、2009年6月より「指定信用情報機関」として生まれ変わる。因みに指定信用情報機関についての詳しい説明は、学生ローンBigの、学生ローンにおける信用調査を参考にしてもらいたい。
実は今までの信用情報機関は銀行系・信販系・消費者金融系の3つに大きく分類されており、それぞれが独立して運営がなされていた。
その為、学生ローンの借金が銀行に知られることはなかったのである。
もちろん、「三者協」と言われるブラック情報のみを交流するものも存在したが、ホワイト交流についてはこれまではなかったのである。

ところが、指定信用情報機関が発足した背景には、多重債務者救済を大前提として「総量規制」の導入によるものが大きく、総量規制の実現には信用情報機関の1本化と、1本化できない情報機関についてはホワイト情報の交流も必須となったわけなのだ。
因みに「ブラック情報」はそのままの意であるが、「ホワイト情報」とは、延滞もなくごく普通の取引がなされている情報のことである。
これらのように、指定信用情報機関の1本化と、ホワイト交流こそが今までは守られていた信用情報に関する大枠の概念が、もろくも崩壊する火種となってしまったのである。
これらの問題は、多重債務者をこれ以上出さいようにとの配慮からなされたものであるが、このような人達が「借りたくても借りられない」という皮肉な現象を増幅させてしまったのである。
結論を言うと、今まではほとんど問題が無かった学生の借り入れが、今後は銀行等のカードローンにも、学生ローンの借り入れ情報が反映されてしまう為、慎重にならざるを得ないと考える。

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